抵抗力や免疫力が弱い乳幼児にとって、病気は注意が必要です。
子どものかかりやすい病気には、水ぼうそうやはしか、おたふくかぜや溶連菌感染症など様々な疾患があります。病気によっては高熱が出るものもあり、診断がつくまでは保護者は非常に不安でしょう。また、長期間外出を控えないと他の子どもに移してしまう病気もあるので注意が必要です。
しかし、家庭でのケアをしっかり行えば、子どもの症状が軽くなることもあります。子どもが病気になれば小児科を受診するのが一般的ですが、小児科医の指示をきちんと守り、処方された薬をきちんと飲ませることが大事です。
はしかなど、病気によっては予防接種を受けられるものもあります。予防接種を予め受けておくと免疫を獲得できるので、かかりつけの小児科医と相談して計画的に摂取することが望ましいでしょう。
また、予防接種を受けるにあたり、注意しておくこともあります。
まずは、予防接種前日までに日時や会場、予防接種の内容を確認しておきましょう。2~3日前から子どもの様子をチェックし、入浴して体を清潔にしておきます。
また、予防接種当日は母子手帳を忘れずに持参しましょう。出かける前に体温を測ってメモしておくとスムーズです。
そして、急変に備えて接種後30分くらいは接種場所に残るか、すぐ連絡が取れるところにいることが望ましいです。
接種当日は、家の中で静かに遊ばせるなど静かに過ごします。子どもの様子をチェックし、いつもと様子が違うときはかかりつけの小児科医に連絡しましょう。